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[2009.01.10]
天使の仕事 |
こんにちは、人を幸せにする美容師を目指している坂本です。
今回は、私が読んで感動したお話を書きます。
天使の仕事
あるお客様の紹介で、A子さんはカットにご来店しました。そのA子さ んは病気で「言葉が出ない」のです。それに知能が5〜6歳ぐらいし
かない、大変な28歳の女の子。
そのA子さんを担当したのは、朋子さんでした。
そしてスタッフ全員で話しかけ、楽しく明るい対応でA子さんはとても喜んでルンルン気分で家に帰り、家族の方が「こんなA子を見るのは何年ぶりかしら」と大喜びでした。 次の日に、お店を紹介してくれたお客様にもお礼の電話が入り「なんとお礼をしたらいいか・・・」とここでも喜びの時が・・・。
担当した朋子さんは、来店の次の日にA子さんに手紙を出しました。
それもA子さんが読めるようにと、あて先からすべてを「ひらがな」と「かたかな」で出したのです。
「またきてね。A子さんへ・・・」と。
それが届いた日、A子さんがその手紙を自分で見つけて「A子さんへ。」を指さして「私に手紙が来た!」と大喜び、大感動。A子さんが初めてもらった手紙だからです。
A子さんがお母さんに「これがきた、これがきた」と何度も何度も・・・。
A子さんのお父さんは、A子さんのために毎日夜遅くまで仕事をしていて、夜12時に帰宅。
そのお父さんにそのことを伝えたくて眠らずにA子さんは待っていてお父さんに「これきた、これきた、A子にきた!」と伝えました。
A子さん、お母さん、お父さんは嬉しくて、3人で泣きました。
そして次の日に、紹介くださった友人の家にお母さんが飛んできて、涙を流しながら 「ありがとう、ありがとう。あなたのおかげでこんな素敵な美容室を知ることが出来て。一生通います」・・・。
紹介したお客様も、涙が止まらなかったそうです。
その紹介したお客様が涙ながらにお礼の連絡が来たとき、 私は美容師をやっていて良かったなぁ・・・素敵なスタッフに出逢えてよかったなぁ・・・ と涙しました。
この話はある美容室でのお話なんですが、これを読んだ時おもわず涙ぐんでしまいました。
私が目指す美容師は、ここにでてきた朋子さんのような美容師です。
私も人を幸せにすることの出来る美容師めざしてこれからもがんばっていきたいと思います。
J.sakamoto |
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